開発の裏話

皆さん、はじめまして。
マルチリンガル教育絵本アプリ「ことばの宝箱」の開発した増田真由美です。
私自身は、中国で生まれ、6歳で日本に来日しました。両親は中国語しか話せませんでしたので、来日してからというもの本語と中国語のバイリンガルな環境で育ちました。
中学校から学校で習い始めた英語に魅了され、虜になりました。大学では英語を専攻し、オーストラリア、カナダ、イギリス、アメリカにも留学しました。
いわゆる日本語、中国語、英語のトリリンガルです。大学院では、同時通訳を専攻し、社会人になってからの仕事は、言葉を売りとする通訳、翻訳、語学講師がメインとなります。
夫は日系ペルー人、彼は南米ペルーで生まれ、8歳で来日しました。彼も来日してからは日本語とスペイン語のバイリンガルな環境で育ちました。
そんな私達は、2019年に女の子を授かりました。娘は、日本語、中国語、スペイン語に関係する血筋ををバックグラウンドに持ちます。また、これからの時代では英語は必要不可欠なので、英語はもちろん外せません。となると4ヶ国語で彼女を教育することになります。
私達は必死で探しました。マルチリンガルのための育児本や教材を。絵本やおもちゃや…。しかし、私達の期待に応えてくれるものはありませんでした。
日中、日英、英日、英西、など、全てが2言語のみ。または、モノリンガルの子供がセカンドランゲージ習得用の教材ばかりでした。
私達たちは、マルチリンガル育児用の教材を切望していました。
モノリンガルの赤ちゃんは、保育者とのコミュニケーションによって言葉を身につけます。これは、バイリンガルの赤ちゃんでも同じです。お母さんとお父さんがそれぞれ別の言語で話しかければ、2つの言語でネイティブになることも可能です。
ただ、これは国際結婚や帰国子女のような特別な環境の場合のみです。
ましてや、3カ国語、4ヶ国語以上となるとそう簡単にはいきません。どの言語にも適宜に触れさせてあげることが必要です。私達は、4ヶ国語に翻訳されている絵本を探しました。その結果、数冊ありましてが、すべての言語でそれを集めるのはかなりの出費と労力とがかかりました。しかも、世界にあるのは数冊のみです。
これではいけない!
同じ絵本ばかりだとすぐに飽きる可能性もあるし、さらに4ヶ国語…4冊も持ち運べない…と、私達はマルチリンガル絵本アプリを作り始めました。
このアプリのいいところは、やっぱりデジタルの強みでもあります。
まず、かさばらない!データですからね。デバイス一つあればどこにだって好きなだけ持っていけます。
そして、ネイティブの音声がつけられる!うちの場合は、私がスペイン語ば話せない。主人は中国語と英語が話せない。片方が仕事に出たり何かでいないときには、4ヶ国語で均等に読んであげられません。そんなときには、ネイティブの録音に頼りたいものです。
さらに、みんなにも分けてあげられる、です。
絵本を買って、私自身で翻訳して、子供に読んであげるのはできますが、もしかしたら世界には、私達と同じ悩みん持っている親御さんはいるんじゃないか?と感じました。そういう方たちにも使ってほしい!そう思うようになりました。
こうして、マルチリンガル教育絵本アプリ「ことばの宝箱」が誕生したのです。
広く、国際結婚をしている家庭や外国駐在などマルチリンガルをいている方に広く使ってもらいたいと思っています。
マルチリンガル絵本アプリ「ことばの宝箱」は、初回ダウンロードから7日間の無理期間があり、無料で利用できます。その後は、購読すれば100冊以上の絵本が5ヶ国語で読み放題!もちろんネイティブの音声もあります。無料トライアル以降、意図的に課金しなければ、自動的に課金させることはありません。ぜひお試しください。